2014年12月16日火曜日

積算温度

積算温度下記は一般的な日数だが、亜熱帯地域の沖縄においは春の温度の適応が冬ではないだろうか?
つまり10月以降が一番適する時期と判断するが?




毎日の平均温度を足していった値が、積算温度です。
果樹や果采類では、収穫までの積算温度が概ね決まっており、トマトでは、開花から900度、ミニトマトは、800度になると収穫期を迎えます。
平均気温が20度だとすると、トマトでは、900度÷20度=45日となり、開花から45日後に色づく事になります。そのため、暑い夏場では、30日前後、寒い冬場は、80日間も必要になってきます。そして、その期間の天候も大きく味を左右してきます。
 

3月~6月
45~60日
 収穫までの日数が比較的長く、十分にうまみを蓄えます。春は日に日に、日照時間が長くなるので、トマトの旬の季節といえます。


7月~9月
30~40日
 気温が高いために、開花から収穫までの日数がとても短く、十分にうまみを蓄える事ができません。そのため、どうしても薄味のトマトとなってしまいます。夏場は、トマトの旬と思われがちなんですが、暑すぎる日本では、そうはなってくれません。夏場のトマトは、酸味のきいたサッパリ味のトマトになります。


10月~11月
45~65日
涼しくなってくると、収穫期間が長くなってくるので、うまみがたくさん蓄えられるようになってきます。秋は、天候次第で、春に負けないトマトとなりますよ。


12月~2月
70~80日
 収穫までの期間がとても長いため、うまみを沢山蓄えることができます。しかし、冬場は日照時間が短いために、あまり糖度が上がりません。でも、糖度だけでトマトの味を決めることはできません。

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